[The Good-Bye] 83'~85'シングル解説
①気まぐれOne Way Boy(1983.09.01)
■作詞 : 橋本淳、作曲 : 山本寛太郎、編曲 : 甲斐正人
■売上枚数:9万枚(オリコン9位)
The Good-Byeの記念すべきデビューシングル「気まぐれOne Way Boy」。メインヴォーカルはヨっちゃんで、ヤッちんはほぼ歌ってませんでした。 なお、ザベストテンではスポットライトでの出演のみでしたが、本曲でレコード大賞最優秀新人賞を受賞。
ちなみに、一緒にベストテンに出演してたマッチが「最初で最後のベストテン出演」などど冗談言ったことが現実に起こってしまった・・・
イントロが映画「ステインアライブ」の主題歌「Far From Over」とそっくりでしたが、出だしのギターのカッティングと♪Rock'n tonight ♪Rock'n tonight・・・と始まるイントロが印象的。 B面は「DANCE×3」。
②涙のティーンエイジ・ブルース(1983.11.08)
■作詞 : 橋本淳、作曲・編曲 : The Good-Bye
前作の「気まぐれOne Way Boy」から約2か月でのセカンドシングル発売。 本曲より自分たちで作曲&編曲を担当。♪感激ロック 感激ロック 涙のティーンエイジ・ブルース♪ というサビが印象的で、The Good-byeらしさが溢れるポップ調の明るい楽曲。 B面は「二人だけのクリスマス」。
③モダンボーイ狂想曲(ラプソディー)(1984.03.08)
■作詞 : 橋本淳/野村義男、作曲 : The Good-Bye
■オリコン最高14位
前作のポップな楽曲と比べると本曲はロカビリーロック調な曲に仕上がっています。 確かNHKのレッツゴーヤングで、ヨッちゃんが背中でギターを弾いのを見たとき、まだ小学生だった僕は超驚いたのを覚えています。 ヨッちゃんとヤッチンのツインボーカルが本格的になってきたのもこの曲からですね。 本曲の作詞にはヨッちゃんも参加。
B面は「浮気なロンリーガール」。
④YOU惑-MAY惑(1984.07.05)
■作詞 : 野村義男、作曲 : 曽我泰久、編曲 : The Good-Bye
■オリコン最高10位
味の素 マーガリン「マリーナ」CMソングでヨッちゃん作詞とヤッチン作曲による夏の明るく軽快なポップな楽曲に仕上がっています。 夏の浜辺で女の子のナンパする様子の歌詞となっていて、最後のオチが ♪YOU惑されて ありがたMAY惑♪というナンパされた女の子の気持ちで終わるというシャレた内容。
本曲から以降は、作詞: 野村義男、作曲:曽我泰久、編曲:THE GOOD-BYEで定着。 B面は「LOVE AGAIN」。
⑤にくめないのがニクイのサ(1984.11.01)
■作詞 : 野村義男、作曲 : 曽我泰久、編曲 : The Good-Bye
■オリコン最高12位
前作と同様、ヨッちゃん作詞とヤッチン作曲によるツインボーカル&リードギターでの軽快ポップロック。 The Good-byeの中では結構有名な曲として知られています。 味の素 マーガリン「マリーナ」CMソングにも起用され、プロモーションビデオも印象的でした。 B面は「Don't Make Me Blue」。
⑥とLOVEるジェネレーション(1985.03.21)
■作詞 : 橋本淳/野村義男、作曲・編曲 : The Good-Bye
今までのThe Good-byeのポップなロックとは一味違う雰囲気で、曲はバッドフィンガーの「嵐の恋」、間奏はビートルズの「エニータイムアットオール」からの強い影響を感じる名曲。 決してアイドルバンドとは言われないであろうテイストの楽曲です。 B面は「Gaah×3(ライブ・バージョン)」。
⑦気分モヤモヤ サラサラ チクチク(1985.07.25)
■作詞 : 野村義男、作曲 : 曽我泰久、編曲 : The Good-Bye
当時小学6年生だった僕はこの曲が大好きで、「♪ユ・メ・み・る・ヒ・マ・さ・え・ あ・る・ワ・ケ・な・い・の・サ」という、ヨッちゃんとヤッチンの二人の掛け合わせて歌うところを友達と真似てました。
B面は「摩訶 WHO SEE 議(摩訶不思議)」という曲で、少年隊の仮面舞踏会のB面に「日本よいとこ摩訶不思議」というタイトルで アレンジされ、現在では嵐もカバーしています。
⑧TWO NIGHTS(トゥナイト)(1985.11.01)
■作詞 : 野村義男、作曲 : 曽我泰久/P.Wilson、編曲 : The Good-bye
■オリコン最高29位
初期ビートルズのイメージで、かつAメロのグルーヴ感が心地よい名曲。B面は「GOOD,NIGHT」。