[近藤真彦] 83'~84'シングル解説
⑨ミッドナイト・ステーション(1983.01.20)
■作詞:松本隆/作曲:筒美京平
■売上枚数:39.1万枚(オリコン1位/年間23位)
第25回日本レコード大賞にて金賞受賞。曲全体が男っぽくマッチらしい楽曲。
若干、ジュリー(沢田研二)っぽい雰囲気に思えるのは♪ボニー ボニー・・・という歌詞が特にそう感じさせるのかも。
⑩真夏の一秒(1981.04.27)
■作詞:伊達歩/作曲:後藤次利
■売上枚数:34.4万枚(オリコン1位/年間29位)
オリコン初登場1位。スピード感があって夏っぽい曲です。当時は歌詞の「ブービーLADYお前だけ、ブービーLADY放さない」のブービーって何だ?
って思いましたが、そこは気にせず単純に一言でいうとカッコいい曲です。
作曲家の後藤次利が初めてマッチとタッグを組んだ曲であり、後藤次利にとっては初のオリコンTOP10入り、かつ初のオリコン1位を獲得した作品。
⑪ためいきロカビリー(1983.07.15)
■作詞:松本隆/作曲:筒美京平
■売上枚数:32.9万枚(オリコン1位/年間34位)
たのきん映画第5弾「嵐を呼ぶ男」の主題歌。
オープニングの盛り上がりと間奏のギターソロがカッコよく、歌詞も映画を意識した内容になっています。
なんといっても「♪砂浜が俺のステージさ・・・」「♪赤いビキニのレーザー光線・・・」という歌詞がたまんないです。
『ククレカレー』のCMでは「♪ズバリ美味いぜ マッチのククレカレー ♪夏だぜカレーはククレさ!」と替え歌でマッチが歌ってました。
B面の「Hey Girl」も映画「嵐を呼ぶ男」の挿入曲として使用されてました。
⑫ロイヤル・ストレート・フラッシュ(1983.11.01)
■作詞:松本隆/作曲:筒美京平
■売上枚数:29.5万枚(オリコン1位)
ポーカーの技がタイトル名となり、独特の世界観のある楽曲で、アップテンポなメロディーは聴いていて心地よくなります。
ドイツ軍服のような衣装にマッチヘアが特徴的でした。この曲では少年隊の錦織一清と東山紀之がバックダンサーとして踊っていました。
⑬一番野郎(1984.03.01)
■作詞:売野雅勇/作曲:筒美京平
■売上枚数:29.3万枚(オリコン1位/年間33位)
「一番野郎」という意味深なタイトルですが、作詞家の変更もあり、この曲あたりから硬派で男らしい曲が増えてきます。
にしてもオリコン1位取れなかったら「一番野郎」タイトル負けになってしまいますが、さすがマッチ、確実に1位獲得しました。
さて、この曲は確か香港でレコーディングされた曲だったような。少年隊をバックダンサーに従え香港公演を開始したのも
この時期。香港のテレビにも多数出演しており現地でも人気でした。
ちなみに1984年度の第一弾シングル発売記念ということで、全国から「一番野郎」が募集されたとか・・・。
⑭ケジメなさい(1984.06.06)
■作詞:売野雅勇/作曲:馬飼野康二
■売上枚数:32.6万枚(オリコン1位/年間26位)
前回の「一番野郎」で硬派路線を突き進むと思いきや、なんとも軽快でポップな楽曲に仕上がるとともに、
ピンク調の衣装と独特の振付けと歌詞が印象的な曲。硬派で男っぽいイメージのマッチでしたが、この曲では軟派な雰囲気を見せてくれます。
とにかくカラオケでも盛り上がること間違いなしの名曲。
⑮永遠に秘密さ(1984.09.13)
■作詞:松本隆/作曲:山下達郎
■売上枚数:23.8万枚(オリコン年間49位)
「ハイティーン・ブギ」以来となる松本隆と山下達郎コンビによる楽曲。シングル盤としては初のバラード調の曲。
ファンの間でも根強い人気を誇りますが、個人的にはあまり印象が薄いです。
